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INTRODUCTION

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ひとりぼっちで生きてきた。

たったひとつだけ、それさえあれば。。。

 

介護士の波子の前に、幼い頃自分を虐待し捨てた母親が認知症になって現れる。

 

 

憎しみなのか愛なのか、葛藤する波子の選んだ結末は…

波子は過去の記憶に苦しめられながらも母の介護をする。

しかしある言葉が引き金となり、波子は母の首に手をかけてしまう。

母は全てを忘れていた。

映画「ひとつぼっち」は”平成29年度橋田賞新人脚本賞”最終選考に選出された

脚本家 波流じゅんのオリジナル脚本を映画化した作品です。 

主役を演じてくださるのは、実力派俳優 広山詞葉さんです。

虐待され孤独に生きてきた主人公波子の心情を、

繊細かつ大胆に、そして感性豊かに演じてくださっています。

監督には多数の短編映画を制作され今作が長編映画初の副島新五監督を迎え

和歌山県の多数の映画をプロデュースされてきた前田和紀プロデューサーの下

映画「ひとつぼっち」を和歌山オールロケで撮影して頂きました。

和歌山県海南市の人々の全面協力を得て、海南市の景観の美しさをバックに

認知症、虐待、一度切れた家族の糸をまた繋ぐことが出来るのか、

というテーマで描かれた人間ドラマになっています。

 

強者であった親が弱者になった時、

子供は過去の記憶を忘れて親を受け入れられるのか?

過去の記憶を忘れられない娘と年老いて全てを忘れてしまった母。

 

運命に導かれ切れたはずの糸が今再び絡み合う激しくも切ない物語です。

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